プロパティ C#メモ 001

従来のプロパティ定義

従来のプロパティ定義では、get と set を使ってプロパティの値を取得および設定します。

public class Example
{
    private string _value;

    public string Value
    {
        get { return _value; }
        set { _value = value; }
    }
}

自動プロパティ

自動プロパティを使うと、バックフィールドを明示的に定義する必要がなくなります。

public class Example
{
    public string Value { get; set; }
}

式形式プロパティ

public class Example
{
    private string _value;

    public string Value => _value; // 式形式プロパティ
}

式形式プロパティの例

public static string CurrentAccessToken => _currentToken?.AccessToken;

このプロパティは、_currentToken が null でない場合に AccessToken の値を返し、null である場合は null を返します。これにより、簡潔で読みやすいコードを実現しています。

まとめ

C# では、プロパティを定義するためのさまざまな方法が提供されており、状況に応じて最適な方法を選択することができます。式形式プロパティは、特に簡単なプロパティを定義する場合に非常に便利です。